家事の時短や効率化に欠かせない「ドラム式洗濯乾燥機」。
しかし本体価格は高額で、さらに毎日使うとなると電気代や水道代も気になるポイントですよね。

本体代+電気代をトータルで考えると、どの機種がコスパ最強なんだろう?

メーカーも色々あって迷う…結局、10年使ったときにどれが一番お得なの?
こうした疑問に応えるべく、本記事では 型落ちのドラム式洗濯乾燥機を「本体価格+10年間の電気代」で徹底比較。
長く使うからこそ失敗したくない、そんな方に向けて コスパ最強のおすすめ5機種 を紹介します。

記事を最後まで読めば、「買ってよかった!」と思える一台がきっと見つかりますよ。
この記事でわかること
- 【節約の基本】ドラム式洗濯乾燥機はヒートポンプ式を選ぶべき理由
- 本体価格に加えて、電気代などのランニングコストも含めて、10年間使った場合の総コストを数値化
- おすすめのコスパ最強モデル5選
【節約の基本】ドラム式洗濯乾燥機はヒートポンプ式を選ぶべき理由
ドラム式洗濯乾燥機の電気代は 乾燥方式 で大きく変わります。
- ヒーター式:熱風を直接あてるため電気代が高め
- ヒートポンプ式:空気を循環させるため電気代が半分以下

「電気代を節約したい」パパ・ママには ヒートポンプ式一択 です。
1.ヒートポンプ式とヒーター式の違いを徹底比較
項目 | ヒートポンプ式 | ヒーター式 |
---|---|---|
電気代 | ◎ 約半分 | △ 高い |
衣類の痛み | 少ない(低温乾燥) | 多い(高温乾燥) |
乾燥時間 | 遅め(2.5~3時間前後) | 早い(1.5~2時間前後) |
本体価格 | 高め | 安め |
長期コスパ | ◎ 高い | △ 低い |
2.ヒートポンプ式とヒーター式の電気代の違いは
乾燥1回(約5kg)の電気代は…
- ヒートポンプ式:約25円~40円
- ヒーター式:約50円~70円
本体価格はヒーターポンプ式の方がやや割高になりますが、
毎日乾燥機を使用する方には「初期投資はランニングコストで回収できる。」というわけです。
今すぐ買うべき理由|時短とコスパの両立
ドラム式洗濯乾燥機は電気代だけでなく 時短効果 が最大の魅力です。
- 1日30分の家事時短
- 月20時間、年間240時間の節約
時給1000円と見積もっても、年間24万円の節約です。

「時間=お金」と考えると、共働き世帯にとって本体価格は十分元が取れます。
ドラム式洗濯乾燥機 トータルコスト比較(10年間)
ドラム式洗濯乾燥機を選ぶときは、本体の値段だけでなく、使い続ける間にかかる電気代や水道代を合わせた“トータルのコスト” で比べることが大切です。
ヒーター式は最初の購入費用が安い分、毎日の電気代が高めになりがち。
一方でヒートポンプ式は本体価格はやや高いものの、電気代をぐっと抑えられるのが特長です。
下の表ではコスパの良いヒートポンプ式のドラム式洗濯機で「1日1回、洗濯〜乾燥をする」と仮定して、10年間使った場合のコストシミュレーション をまとめています。
今回は電気代のみの計算です。
前提条件
- 1日1回の洗濯〜乾燥運転、年間365回
- 電気料金単価:31円/kWh
- 「1回の電気代」は各機種の公表消費電力量や、類似機種の例を参考に推定
- 本体価格:市場の目安価格を参照
10年間トータルコストシミュレーション表
機種名 | 方式 | 本体価格 | 1回の電気代 | 1年間の電気代 | 10年間の電気代 | 本体 + 10年間電気代 |
---|---|---|---|---|---|---|
日立 ビッグドラム BDSTX130K | ヒートポンプ式 | ¥220,000 | ¥36 | ¥13,140 | ¥131,400 | ¥351,400 |
Panasonic NA-LX125DL | ヒートポンプ式 | ¥25,0000 | ¥30 | ¥10,950 | ¥109,500 | ¥359,500 |
東芝ZABOON TW127XM4L | ヒートポンプ式 | ¥200,000 | ¥41 | ¥14,965 | ¥149,650 | ¥349,650 |
SHARP ES-G11B | ヒートポンプ式 | ¥180,000 | ¥27 | ¥9,855 | ¥98,550 | ¥278,550 |
AQUA AQW-M10DR | ヒートポンプ式 | ¥140,000 | ¥33 | ¥12,045 | ¥120,450 | ¥260,450 |
出典・注記(各「1回の電気代」の根拠)
・日立(BD-STX系のカタログ例):洗濯〜乾燥標準で 1150Wh → 約35.7円 の表記があり。日立家電ファン
・Panasonic:定格洗濯乾燥6kgの標準乾燥で 約960Wh → 約29.8円(=0.96kWh×31円) という計算例あり。ここは30円として採用。Panasonic
・東芝 TW-XM4L:標準(お急ぎ)モードで 1330Wh → 約41円 とメーカー表記あり(節電モードではもっと下がる)。ここは41円で試算。Toshiba Lifestyle
・SHARP ES-G11B:公式で「洗濯〜乾燥6kg:消費電力量880Wh、電気代目安 約27.3円(=0.88kWh×31円)」の記載があるため27円で採用。SHARP シャープ株式会社
・AQUA AQW-DX10R:公式で「洗濯〜乾燥6kg:消費電力量1065Wh、電気代目安 約33円(=1.065kWh×31円)」の記載があるため33円で採用。。アクア株式会社(AQUA)
コスパ最強ドラム式洗濯乾燥機ランキングTOP5
コスパの良いヒートポンプ式のドラム式洗濯機の中で、10年間使った場合のコストシミュレーション の結果をランキングにしてみました(^^)/
1位:AQUA AQW-DM10R
シンプル機能で価格をぐっと抑えたモデル。
乾燥効率は高級機に比べて控えめですが、「ふんわり乾燥」でタオル類は心地よい仕上がりに。
10万円台の価格で洗剤自動投入や乾燥フィルター自動お掃除もついてるのも嬉しい。
初期費用の安さが魅力で、10年総コストでは堂々1位非常に優秀。
「とにかくコスパ重視!」という方におすすめです。
2位:SHARP ES-G11B
比較的コンパクトながら、プラズマクラスター搭載で除菌・消臭ができるのが特徴。
花粉や部屋干し臭が気になる家庭にとっては嬉しい機能です。
4つの自動お掃除機能(乾燥フィルター/ダクト自動お掃除/洗濯槽自動お掃除/ドアパッキン自動洗浄)でメンテが楽なのもポイント。
本体価格が抑えめで、省エネ設計も備えているため、10年トータルでかなりお得。
機能性と価格のバランスが取れたモデルです。

うちも5人家族でこのドラム式の前モデルを使ってます。8年目ですが、これまでメンテナンス要らず。電気代もドラム式に変えてから1カ月で1500円ほど上がった感覚。コスパ最強でおすすめです!
3位:東芝 ZABOON TW127XM4L
東芝独自の「ウルトラファインバブル洗浄」が特徴で、微細な泡が繊維の奥まで浸透。
繊維のすき間より小さいナノサイズの泡が、洗浄効果を高める!
乾燥は低温風で衣類を傷めにくく、デリケート衣類も安心。
さらに静音性に優れ、夜間洗濯にも対応できる点が評価ポイントです。
4位:日立 ビッグドラム BD-STX130K
大容量13kg洗濯槽を搭載した「ビッグドラム」は、効率的な乾燥と「風アイロン」機能によりシワを抑えて乾かせるため、アイロンの手間を軽減します。
乾燥フィルター不要で、ホコリや糸くずは自動おそうじ機能によって大容量フィルターに集約され、お手入れも簡単。さらに「らくメンテ洗浄」で槽や乾燥経路も清潔に保てます。
まとめ洗いができるため電気代が割安になり、特に洗濯物が多い家庭では長期的に大きな節約につながる、コスパの高い一台です。
5位:Panasonic NA-LX125DL
「選べるタンク(タンク3)」を備え、おしゃれ着洗剤、酸素系液体漂白剤、汚れはがし剤、から1つ選んで自動投入でき、濃密泡と高浸透バブルシャワーで繊維の奥の汚れも落とす「スゴ落ち泡洗浄」を備える。
乾燥機能もトップクラスで、スピーディーに仕上げながら省エネ運転が可能。
本体価格は高めですが、電気代をしっかり抑えられるため10年トータルでは十分コスパ良好。
そして見た目がめちゃくちゃスタイリッシュ。
まとめ
ドラム式洗濯乾燥機は、忙しい毎日の家事を大きく助けてくれる一方で、「電気代がどれくらいかかるのか」が気になる家電です。
今回の総コストシミュレーションでは、1位がAQUA、2位がシャープという結果になりました。両モデルは本体価格が10万円台とお手頃で、しかもランニングコストも低く抑えられることがわかりました。
一方で、パナソニック・日立・東芝のモデルは総コストに大きな差はなく、ほぼ同水準。電気代の面では大きな優位性はありませんが、乾燥の仕上がりや洗剤自動投入機能、メンテナンス性など、使い勝手や機能面の充実度が魅力です。
結論としては、
- コストを優先するなら AQUA・シャープ
- 機能性や仕上がりを重視するなら パナソニック・日立・東芝
洗濯機は10年間という長い期間、毎日使い続ける家電です。電気代の違いは小さく見えても、積み重ねれば数万円単位の差になります。ご家庭のライフスタイルに合った1台を選んで、節約と快適さを両立した洗濯ライフを実現してくださいね。
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