結婚って、幸せいっぱいのスタート!…のはずが、私はちょっと戸惑いから始まりました。
結婚するってなった時、夫から突然の「夫婦別財布」提案。
え、なんで?って正直思ったんです。
「夫婦なのに、なんでお財布まで別々にするの?」って、当時は不安しかなかったですね。
周りの友達はみんな一緒のお財布で家計管理してるし、それが普通だと思ってたから。
でもね、今、結婚10年目を迎えてしみじみ思うんです。
あの時の夫の提案、大正解だった!と。
むしろ、夫婦別財布から始まった結婚生活だったからこそ、今の私がある。

別財布のおかげで、自分専用の資産を黙々と貯め続けて、気がつけば1500万円の個人資産を築くことができました。
この個人資産があったから、年間に100万円以上の投資収入を得られるようになり、フルタイムで走り続けたワーママ生活にピリオドを打つことができたんです。
「別財布にしない?」夫の気持ちを理解しよう
ご結婚おめでとうございます!幸せいっぱいの今、「別財布にしない?」という彼の提案に戸惑いや不安を感じているかもしれませんね。
「まさか、自分のお金を隠したいの?」「家計全体を把握できなくなるのでは?」…不安になるのは当然。
でも、安心してください。彼の提案の裏側には、あなたへの信頼と、彼なりの合理的な理由が隠れていることが多いのです。

別財布を望む彼が抱きやすい気持ちを紹介します!
| 彼の気持ち | |
| 金銭的な「自由」と「自立」 | 自分の裁量で使えるお金を持ちたい。趣味や自己投資の出費に、誰にも干渉されたくない。 |
| 家計管理の「プレッシャー」回避 | 共有の家計簿を細かくつけるのが面倒。自分の分担だけ管理する方がシンプルで楽だと感じている。 |
| お金の使い方による「衝突」回避 | 価値観の違いで喧嘩になるのを避けたい。別々にすることで、お互いに不満を抱えずに済むと考えている。 |
彼の提案は、あなたを信頼していないのではなく、お互いの自立を尊重し、不要な摩擦を避けるための彼なりの「平和的な解決策」である可能性が高いのです。
まずは不安にならず、「なぜ別財布にしたいの?」と彼の思いを優しく聞いてみましょう。
夫婦別財布がうまくいく夫婦、いかない夫婦
夫婦別財布は、すべての夫婦にとって最適な形ではありません。
大切なのは、あなたたち夫婦の性格や働き方に合っているかどうかを見極めること。
結婚10年、共働きで夫婦別財布を実践している私「まぐ」の経験から、別財布が向いている夫婦と、注意が必要な夫婦の特徴をまとめました。
夫婦別財布が「うまくいく」夫婦
| 項目 | 特徴 |
| 金銭管理 | お互いに金銭管理能力が高い(どんぶり勘定ではない) |
| 働き方 | 夫婦ともに収入があり、生活費を負担する公平感がある |
| コミュニケーション | 貯蓄目標や資産状況について、定期的(半年に1回など)にオープンに話し合える |
| 性格 | お互いの自由な出費に理解があり、干渉しすぎない |
夫婦別財布が「うまくいかない」夫婦
| 項目 | 特徴 |
| 金銭管理 | どちらか一方でも、貯蓄が苦手・浪費癖がある |
| 働き方 | 収入差が大きいのに、生活費を折半している(不公平感が生まれやすい) |
| コミュニケーション | お互いの資産状況がブラックボックス。いざという時の貯蓄額を把握できていない |
| 責任 | 相手に任せきりになり、「貯まっているだろう」と責任を放棄してしまう |

もし、彼またはあなたが「浪費癖がある」「お金の話はしたくない」というタイプなら、別財布は10年後の大きな後悔につながりかねません。
別財布にするなら、「隠し事をしない」という高い信頼関係と、定期的な家計会議をするようにしましょう。
生活費の分担割合、どう決める?未来の自分をラクにする「黄金比」
夫婦別財布を成功させる鍵は、生活費の「ルール」です。特に共働き夫婦の場合、収入が違うのに単純に「折半(50%ずつ)」にすると、低収入側に大きな不公平感が生まれます。
別財布を提案されたら、まずは「共同財布」を作ることを提案しましょう。
未来の自分をラクにする「収入割合分担」という黄金比
我が家が実践し、ストレスなく続けられているのは、収入の割合で分担する方法です。
- 家計の共有支出(固定費+変動費)を洗い出す(例:家賃、光熱費、食費、日用品、保険料など)
- 夫婦それぞれの月収を確認する(例:夫の月収 30万円、あなたの月収 20万円 ⇒ 合計 50万円)
- それぞれの負担割合を決定する
- 夫の割合:30万 ÷ 50万 = 約60%
- あなたの割合:20万 ÷ 50万 = 約40%
- 毎月、共同口座へ入金する(例:合計支出が20万円の場合)
- 夫の負担額:20万円 × 60% = 12万
- あなたの負担額:20万円 × 40% = 8万
この方法なら、負担額は違っても、残ったお金(自由に使えるお金)の割合は公平になり、お互いに不満が溜まりにくいのです。
この「黄金比」で支払った後の残りは、完全に個人の収入となり、自由に貯蓄や投資に回すことができます。
貯蓄と投資で加速!私の個人資産1500万円突破ストーリー
私は結婚後すぐにこの「夫婦別財布+収入割合分担」を導入しました。この形がもたらしてくれた最大のベネフィットは、「個人の資産形成」を加速できたことです。
夫婦別財布で実現した私の経済的自立
家計の分担が終わった後のお金は、完全に「私のもの」。
夫に相談することなく、自分の判断で貯蓄・投資に回すことができました。
| 年月日 | 達成したこと | 別財布で実現できた理由 |
| 結婚前~ | 投資(NISA・iDeCo)を開始 | 毎月の7万円を貯蓄、投資に回す |
| 結婚後 | 個人資産500万円突破 | 結婚後も私のお金なので、毎月7万円の貯蓄、投資ルールを継続 |
| 結婚8年目 | 個人資産1500万円突破 | 毎月の給与+投資による年100万円超の配当・売却益が資産形成を加速させた。 |
| 結婚10年目 | タスクまみれのワーママを卒業 | 投資収入が生活費の半分以上をカバー。いつでも働き方を変えられる経済的自由を得た。 |
貯蓄・投資を加速させる具体的なノウハウ
あなたが別財布を選ぶなら、ぜひ実践してほしい具体的なステップをご紹介します。
- 個人専用の貯蓄口座を決める:給料が入ったら、生活費を共同口座に移した後、残りの半分を「貯蓄口座」に即座に移動させます(先取り貯蓄)。
- 目標を可視化する:「5年後に500万円」など、具体的な目標を設定し、進捗をグラフにして目に入る場所に貼る。
- 投資を「趣味」にする:夫が投資に興味がなくても、自分の個人資産で少額からNISAやiDeCoを始めます。投資額は「自由に使えるお小遣いの範囲内」に設定し、生活防衛資金には手をつけないようにしましょう。
夫婦別財布は、あなたが自分自身の人生のオーナーシップを握り、経済的な自立を達成するための最強のツールになります。
8年後の「自由」のために、ぜひ前向きに検討してみてください。
まとめ:夫婦別財布は「アリ」!ただしルールが必須
夫婦別財布は、あなたの不安を乗り越え、お互いの自立を尊重できるという点で「アリ」な家計管理方法です。
ただし、失敗しないためには、結婚前に以下の3つの「約束」を決めておくことが重要です。
夫婦別財布を成功させるための3つのルール
- 共有口座(家計用)を必ず作り、生活費の分担割合を決める(おすすめは「収入割合分担」)。
- 貯蓄状況をオープンにするタイミングを決める(最低でも年に一度、目標貯蓄額の達成度を報告し合う)。
- 万が一に備えた「共有資産の目標額」を設定する(教育費や住宅購入など、夫婦共通の目標額を先に決めておく)。

不安を解消する最大の鍵は、彼とオープンに話し合うことです。別財布は、夫婦がお金について高い意識を持つきっかけになります。自信をもって、彼と未来に向けた家計のルール作りを進めてくださいね!




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