
「積み立てNISA、始めたいけどどこでやるのが一番お得?」
楽天証券とSBI証券のサイトを見てもよくわからない。
実際、育児や家事で忙しい毎日、少しでも家計の足しになればと積み立てNISAを始めるご家庭が増えています。
そんな中で注目されているのが、投資信託を積み立てるだけでポイントが貯まるというお得な仕組みです。
本記事では、「楽天証券」と「SBI証券」という2大ネット証券を比較し、
月10万円積み立てた場合に年間どれだけポイントが貯まるのかカードの種類別で比較したいと思います。
「積み立て投資をしながらできるだけ多くのポイントも貯めたい!」そんなあなたにピッタリの内容です。
これを読めば、どちらのネット証券が自分に合っているか、きっと見えてきますよ。
積み立てNISA×クレカ積み立てって何がお得?
積み立てNISAは、国が用意している「投資の非課税制度」です。
年間120万円まで投資でき、最大1800万まで非課税で運用できます。
そこに「クレカ積み立て」を組み合わせると、なんと投資しながらクレジットカードのポイントがもらえるんです。
つまり、
①投資信託を買う → 将来の資産形成
②クレカ払いにする → 今すぐポイント還元
一石二鳥。これを使わない手はないですよね。

毎月、10万円のクレカ積み立てで1年で最大12000円相当のポイントが還元されます!
【比較表】月10万円積み立てたら年間いくら貯まる?
毎月、10万円を積み立てする場合、楽天証券、SBI証券での付与ポイント数をまとめてみました。
※2025年9月現在の情報。キャンペーンや制度変更があるため、最新情報を公式サイトで確認ください。
証券会社 | 種類 | 年間カード 利用額 | ポイント 還元率 | 10万円積立時の年間付与ポイント(A) | 年会費 (B) | 差額 (A-B) |
---|---|---|---|---|---|---|
楽天 | 楽天カード(通常) | 条件なし | 0.5% | 6000P | 0円 | 6000円相当 |
楽天 | 楽天カード(ゴールド) | 条件なし | 0.75% | 9000P | 2200円 | 6800円相当 |
楽天 | 楽天カード(プレミアム) | 条件なし | 1% | 12000P | 11000円 | 1000円相当 |
楽天 | 楽天カード(ブラック) | 条件なし | 2% | 24000P | 33000円 | ▲9000円相当 |
SBI | 三井住友カード(NL) | 10万以上 10万未満 | 0.5% 0% | 6000P 0P | 0円 | 6000円相当 0円 |
SBI | 三井住友カード ゴールド(NL) | 100万以上 10万以上 10万未満 | 1% 0.75% 0% | 12000P 9000P 0P | 5500円 ※年間100万以上の利用で年会費無料 | 12000円相当 ▲4500円相当 ▲5500円相当 |
SBI | 三井住友カードプラチナプリファード | 500万以上 300万以上 300万未満 | 3% 2% 1% | 36000P 24000P 12000P | 33000円 | 3000円相当 ▲9000円相当 ▲11000円相当 |
※三井住友カードゴールド(NL)は年間100万円以上の利用で年会費無料ですが、対象取引や算定期間などの実際の適用条件などがありますのでこちらでご確認ください。
年会費を払うべき?払わないべき?
クレカ積立で悩むのが「年会費を払ってでも還元率を高めるかどうか」です。
楽天カード ゴールドや三井住友カード ゴールドは高還元ですが、利用額が少ないと年会費分で逆に損をする可能性があります。
一方、楽天カード(一般)は年会費無料でリスクがなく、少額投資でも安心です。自分の年間利用額やライフスタイルに合わせて選びましょう。
結局、どこの証券会社のカードで積み立てるのがお得?
毎月10万円をNISAでクレカ積み立てした場合、年間のポイント還元額は利用カードによって大きく差が出ます。
楽天証券のポイント還元率
楽天証券は、楽天カードを使って積み立て可能です。
- 還元率:0.5%~1%
- 上限:月10万円までクレカ積立OK。(楽天キャッシュを利用すれば月に最大15万円までポイント還元が受けられます!)
- 貯まるポイント:楽天ポイント

- 還元率はカードランクで変わる
- 楽天市場など他のサービスと組み合わせるとさらにお得。
- ゴールドカードと一般カードでは代行手数料4%(税込)以上の銘柄は1%のポイント還元。
SBI証券のポイント還元率と注意点
SBI証券は「三井住友カード」でクレカ積立できます。最近はかなり人気急上昇中。
- 還元率:0%~3.0%
- 上限:月10万円までポイント還元(2025年9月時点)
- 貯まるポイント:Vポイント



- 還元率はカードランクで大きく変わる。
- 年間カード利用額によってポイント還元率も変わる。
- 三井住友カードゴールド(NL)は年間100万円利用条件を達成すると年会費が無料になる。
年間100万円利用条件とは?注意点を解説
三井住友カード ゴールドを使ってSBI証券でNISA積立を行う場合、ポイント1%還元を受けるには「年間100万円以上の利用」が必須です。
ここで注意したいのは、NISA積立額は利用条件に含まれないという点です。
つまり、積立とは別に日常の支払いで100万円を使う必要があります。
条件を満たせなければ年会費が無駄になることもあるため、事前に支出額を把握しておきましょう。⇒詳細はこちらを確認してください。
楽天証券とSBI証券どちらが向いている?
楽天証券が向いている人
- 楽天市場や楽天ペイをよく使う。
- 年間利用額に関わらず、シンプルにポイント還元を受けたい。
SBI証券が向いている人
- Vポイントをよく使う。
(コンビニ・外食など) - カードの年間利用額が確実に100万円以上でポイントの高還元を受けたい。
どちらを選んでも「投資×ポイント」でお得に始められます。大事なのは「自分の生活圏で使いやすいポイント」を選ぶこと。私の場合は、楽天で気軽にスタートしつつ、SBIで高還元を狙うのがベストでした。

この記事を読んで「よし、積み立てNISA始めようかな」と思ったら、まずはクレカを準備して証券口座を作ってみましょう。最初の一歩が未来の資産を作りますよ。
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